
こんにちは!株式会社アドグローブ 採用担当です。 今回はアドグローブのゲーム事業本部で活躍する、ゲームUIデザイナーのお二人にお話を伺いました。
中途入社で別業種含め経験豊富なNさんと、新卒入社で2年目のJさん。
同じ「UIデザイナー」職でも、キャリアのスタート地点や視点はさまざまです。
お二人のリアルな声を通して、職種の魅力やアドグローブでの働き方が少しでも伝わればうれしいです!

自己紹介
では最初に、簡単な自己紹介と現在担当している業務内容について教えてください。
これまでのご経歴や、UIデザイナーを目指したきっかけなどもぜひお願いします。
ゲーム事業本部、UIデザイナーのNです。アドグローブには2023年に中途入社しました。
現在はプロジェクトでアートディレクターを担当しています。
もともとはWeb広告のフラッシュデザイナーとしてキャリアをスタートしました。そのスキルを活かせる業務として紹介いただいたのがゲーム会社で、それがきっかけでゲーム業界に入りました。
ゲーム業界歴は約20年ほどになります。
UIデザイナーのJです。2024年に新卒で入社し、今年で2年目になります。
現在はコンソール向けのシミュレーションゲームの開発に携わっており、主にUIレイアウトの制作とアニメーションを担当しています。
学生時代はイラスト専攻で、絵を描くことを中心に学んでいました。在学中に気の合うエンジニアやデザイナー仲間とゲーム制作をする機会があり、企画の初期段階から世界観を作ったり、実装を意識して意見を出したりすることがとても楽しかったんです。そうした経験があり、デザインだけでなく作品全体に関わりたいと思ったことが、UIデザイナーを志したきっかけです。
ありがとうございます。
今回は中途入社で豊富な経験を持つNさんと、新卒2年目として現場で力を発揮しているJさんにお話を伺います。
入社のきっかけ・決め手
アドグローブに応募したきっかけや入社の決め手について教えてください。
Nさんはゲーム業界で長くご経験されていますが、その中でアドグローブへ転職された理由などはありますか?
きっかけで言うと、そのころ若手の時にお世話になった業界の先輩方が50代に入ったという話を聞くようになって⋯ゲームは開発に3〜4年時間をかけて、タイトルが1本出るか出ないかというペースのことも多いので、例えば10年間関わったとしてもスタッフロールに載れるタイトルは3本くらいになるかもしれない、と気づいたんです。自分の年齢を考えたとき、残りの人生で関われるタイトルの数は思っているより少ないなと感じ、焦りが出始めました。
日本のゲーム市場はアニメ系のキャラクターデザインに寄る傾向もありますが、自分はもともとダークファンタジーが好きだったので、「残りのキャリアは本当に自分が好きなタイトルに関わりたい」と思うようになりました。
そんなときに『リデンプションリーパーズ』のPVをYouTubeで偶然見つけて、世界観がすごく良いなと感じて実際にプレイしました。そして、ここで働きたいと即決しました。
こうした大人向けのダークな世界観で勝負している会社は日本では珍しいと感じましたし、転職エージェントを通さず、作品のテイストだけで会社を選んだのは初めてでした。
ダークファンタジー好きという自分の偏った好みも、この会社なら役に立てるかもしれないと思い、入社を決めました。
開発ゲームの雰囲気そのものに惹かれて入社を決められたということですね!
続いてJさん。新卒でのご応募ということで、他社も見られていたと思いますが、そのなかでアドグローブを選んだきっかけを教えてください!
きっかけは、ポートフォリオサイトを通じてアドグローブから声をかけていただいたことです。
当時は「自分が本当に楽しいと思ったゲームを作っている会社に行きたい」という軸がありました。その中で『ENDER LILIES』を開発している会社だと知り、興味を持って選考を受けました。
学校の展示会で声をかけていただいたこともあり、もともと良い印象を持っていたのですが、インターンに参加してその印象がさらに強くなりました。メンターの方が課題だけでなく、キャリアについても真剣に向き合ってくださったことが、とても印象に残っています。
いくつかの会社を比較する中で、働いている方も優しくて、真面目にモノづくりをしている会社の雰囲気が自分に合っていると感じ、入社を決めました。
ありがとうございます。スカウトや、Nさんと同じく作品から興味を持っていただいたということですが、選考やインターンを通して社員と関わる中で入社への思いが強まっていったということですね。
現在のプロジェクトについて
続いて、現在携わっているプロジェクトについて教えてください。
現在は、ファンタジー世界観のシミュレーションゲームをUnityで制作しており、そのプロジェクトでアートディレクターを務めています。メンバーは多いときで6名ほどの体制です。
ポストプロセスのエフェクトや3Dモデルなど、これまでUIデザインではあまり踏み込まなかった領域にも関わっています。
普段のUI業務とは異なる技術に触れられることで、デザイナーとしての表現の幅を広げられている実感があり、日々勉強になっています。
前職でもコンセプトアート制作やアートディレクションの経験はありましたが、3D領域に本格的に踏み込んだのは今回が初めてですね。
現在は、コンソール向けのシミュレーションゲームの開発に携わっています。SRPGジャンルのタイトルで、Unreal Engineを使用しています。
チーム全体は約25名ほどで、UIデザイナーは3名の体制となっています。具体的な業務としては、プランナーから仕様書を受け取り、それをもとにUIレイアウトや演出・アニメーションを制作し、エンジニアと相談しながら実装へ進めています。
プロジェクトでは職種間の距離が近く、こまめにすり合わせができる環境です。
これまでのプロジェクトではUnityやAfter Effectsを使用していたため、Unreal Engineでのコンソール開発は今回が初めてですが、その分大きな学びを得られていると感じています。
UIデザイナーとしての業務の関わりがよく分かりました。
お二人とも新しい挑戦をされているとのことで、今後のご活躍も楽しみにしています!
UIデザインで大切にしている考え方
UIデザインをする上で、特に大切にしている考え方や軸を教えてください。
UIデザインの実務で大切にしているのは、初心者の視点を忘れないことです。
プロジェクトのコンセプトやUI仕様を理解してしまうと、どうしても作り手側の視点に寄ってしまい、「初めて触る人はどう感じるだろう」という感覚が抜けがちになります。なので、初見のユーザーが操作に戸惑わないかどうかを最も重視しています。
例えば、スキルリストがウィンドウ内に表示される仕様だったとして、レベル1の段階でスキルがひとつもない状態だと、ただ空のウィンドウが表示されることになります。
初めて見た人にとっては、「これは何の画面なんだろう?」と分からなくなってしまう可能性があります。
その場合、たとえば「まだスキルを覚えていません」といった補足テキストを表示し、意味が通る状態にする必要があります。
こういった感じで、初めて見た人の印象やイメージを大切にしながら制作することを心がけています。
私が大切にしているのは、プレイヤーが迷わず、ストレスなく遊べることです。
特にシミュレーションゲームは情報量が多いので、必要な情報が自然に目に入るかどうかは常に意識しています。
また、仕様書をそのまま形にするだけではなく、実際に触ったときに分かりやすいか、気持ちよく操作できるかも考えながら制作しています。案件でも必要に応じてプランナーやエンジニアと相談し、良い形にブラッシュアップしていってます。
ユーザー視点と開発視点の両方を大切にしながら、より良いゲーム体験につながるUIを目指しています。
初心者目線を忘れないこと、そしてプレイヤーがストレスなく遊べること。
情報量の多いゲームだからこそ、UIデザイナーの力が大きく問われる部分でもありますね。
チーム内のコミュニケーションについて
続いて、社内のUIチームや案件チーム内でのコミュニケーションについて教えてください。
私の場合、現在はリモートワークメインで勤務しているため、特に意識しているのは「必ず画面を共有しながら話すこと」です。
UIの場合、「ボタン」と言う人もいれば「アイコン」と言う人もいる⋯など、言葉の定義が人によって微妙に異なり、認識のズレが生まれやすいんです。そのため、必ず画面共有をしてグラフィックを目の前にした状態で議論するようにしています。
そうすることで認識のズレを最小限に抑えられますし、デザイナーとしての信頼にもつながると考えています。
UIチームでは隔週でミーティングを行っており、Wikiページなどの社内ナレッジを画面共有しながら勉強会や技術共有もしています。
案件メンバーとは朝会で進捗共有を行い、UIメンバーだけの定例ミーティングも別途実施しています。
言葉だけに頼らず、必ず視覚情報を共有するというのは、UIデザイナーならではの工夫ですね。
チーム内での技術共有も積極的に行われていることが分かりました。
現在は週4日出社、週1日リモートのハイブリッド勤務です。
出社している日はチーム内で気軽に声をかけ合いながら相談することが多く、仕様や実装で迷ったときもすぐにフィードバックをもらえる環境です。
案件チームではリーダーとこまめにすり合わせを行いながら進めていますが、完成してから共有するのではなく、制作段階で画面を見せながら確認することを意識しています。
リモートの日もチャットやオンラインミーティングで連携が取れており、出社・リモートどちらでもコミュニケーションが取りやすい環境だと感じています。
ありがとうございます。
フルリモートとハイブリッド、それぞれの働き方の中で工夫しながらコミュニケーションを取っていることがよく分かりました。
印象に残っている仕事・成長につながった経験
これまで関わった仕事の中で、印象に残っているプロジェクトや、「これは成長につながった」と感じた経験があれば教えてください。
Jさんと一緒に、スマートフォン向けゲームの演出ムービーを制作したプロジェクトが印象に残っています。
その時は、私が監修を担当し、Jさんがデザインを担当する形で進めていました。
Jさんが作ったデザインに対して、チャットで細かく返していたのですが、気づけば沢山フィードバックコメントをしてしまっていて⋯⋯。
普通ならその段階で妥協が出たり、「もういいか」となってしまいそうなところなんですが、Jさんは全部のコメントにきちんと修正して返してくれたんです。
我慢強く対応できる姿勢もすごいと思いましたし、こちらとしても「学ぼう」という姿勢で向き合ってくれる相手だと、これだけフィードバックを返すことも苦ではないんだなという気づきがありました。
若い人がしっかり取り組んでいる姿を見ると、自分自身も良い影響を受けるものだなと感じた経験でした。
その頑張りもあって、プロジェクトの成果物はクライアントからもかなり好評でした。
私も、Nさんがお話しされていた同じプロジェクトが印象に残っています。
自分としては「より良いものを作ろう」と考えて制作していたつもりだったのですが、デザインだけではなく、データ整理の仕方や、どうすれば相手に分かりやすく伝えられるかといった部分について、多くの学びがありました。
Nさんからたくさんフィードバックをいただく中で、共有の仕方が十分でなかったり、整理できていない状態のままデータを渡してしまったりと、反省することも多かったです。
ただ、その経験を通して、データ管理やコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
Nさんのようにしっかり導いてくださる方と、また一緒にゲーム作りができたら嬉しいなと思っています!
やり取りを通して、お互いに学びがあったプロジェクトだったことが伝わってきました。
新卒として、入社後に印象に残っているサポート
Jさんは新卒でのご入社ですが、入社後に印象に残っている出来事や、嬉しかったサポートはありますか?
上司や先輩のサポートがとても手厚いと感じた経験があります。
一度、お客様先のプロジェクトに参加した時期があったのですが、環境が変わっても社内の方が相談に乗ってくださったことがとても心強かったです。
分からないことがあったときに連絡すると、すぐに対応してくださることも多く、何度も助けられました。案件が違っていても社内の人にサポートしてもらえるので、「新卒でも一人にされることはないんだな」と感じたことが印象に残っています。
常に見守ってくれているような安心感があり、その点はとてもありがたかったです。
プロジェクトの環境が変わってもサポートしてくれるチームメンバーがいるというのは、新卒の方にとっても心強いですね。
中途として、アドグローブならではと感じる点
Nさんは中途でのご入社ですが、他社と比べて「アドグローブならでは」と感じる部分はありますか?
大人な対応をしてくれる方が多い会社だなという印象があります。
私はどちらかというと、人との距離感を大事にするタイプで、業務上のコミュニケーションや信頼関係はしっかり築きたいと思っていますが、それ以外の部分では一定の距離を保つようにしています。そうしたスタンスに対しても、「そういう人もいるよね」と自然に受け止めてくれる人が多くて、業務上の信頼関係とは切り分けて考えてくれるところが、とてもありがたいと感じています。
例えば、ランチ会や忘年会に参加しなくても評価が下がるようなことはありませんし、働き方や人との関わり方をそれぞれ尊重してくれる雰囲気があります。
そういった意味で、精神的に成熟した大人の方が多い組織だと感じていますし、自分が長く働き続けられる一番の理由でもあります。
働き方や人との距離感など、それぞれのスタイルを尊重してくれる文化があると、働きやすさにもつながりそうですね。
アドグローブのUIデザイナーに向いている人
アドグローブのUIデザイナーとしては、どんな方が向いていると思いますか?
また、これから一緒に働く仲間に、どんな姿勢や考え方を大切にしてほしいと感じていますか?
素直さと、行動力がある人が向いているのではないかと思います。
UIデザイナーはフィードバックをもらう機会がとても多い職種なので、それをただ受け止めるだけでなく、どう活かすかが大事なポジションだと感じています。
フィードバックを素直に受け取り、すぐに試してみる行動力がある人は、成長も早いと思います。
もう一つ大切だと思うのは、自分の頭でしっかり考えることです。
「なぜこのUIにするのか」「もっと良くできないか」と常に考えながら取り組むことで、チームの中でも信頼される存在になっていくのではないかと思います。
私は新卒からゲーム会社にいたわけではないので、どんな人が向いているかをまだ語れる立場ではないとも思っています。ただ、そういう立場だからこそ、この業界の迷惑にならないように、常に勉強は怠らないようにしようという意識は持ち続けています。そのなかでも、この会社に入ってからUIのナレッジをたくさん社内に書いてきました。
自分が書き始めると、他のメンバーも書いてくれるようになり、お互いに学び合える環境が自然と生まれていきました。
そういった「常に学ぼうとする姿勢」がある人であれば、この業界でも、この会社でも受け入れてもらえるのではないかと思っています。
素直さや行動力、そして学び続ける姿勢が大切だということがよく伝わってきました。
今後挑戦してみたいこと
UIデザイナーとして今後挑戦してみたいことを教えてください。
UIをただ作る人ではなく、体験を設計して形にできるデザイナーになりたいと考えています。
最近はAIの進化によって、ビジュアル制作の効率がかなり上がっていると感じています。
ただ、その中でも体験全体の流れを整理して「どの順番で、どのように見せるか」といった部分は、まだUIデザイナーの役割だと思っています。
特にゲームUIは、見た目だけではなく、操作したときの触り心地や、プレイヤーの感情の動きまで含めて設計する仕事だと思っています。AIも活用しながら、その体験の本質を考え、最終的なクオリティに自分が責任を持ってデザインできるようなデザイナーになりたいです。
今回アートディレクターを担当したことで、これまで自分の中で無意識に「UIデザイナーなので、この領域は自分の範囲外」と線引きをしていた部分があったと気づきました。
例えば、画面全体にかけるスクリーンシェーダーのようなエフェクトや、3Dの表現など、UI以外の領域について学んでいくと、それらと組み合わせることで新しい演出が生まれる可能性があると感じています。
これからは、UIという2Dの領域だけにとどまらず、エフェクトや3Dなども含めた表現の幅を広げながら、新しい演出を深掘りしていきたいと思っています。
ありがとうございます。
UIデザインの枠にとどまらず、体験設計や表現領域の広がりに挑戦されたいという気持ちが伝わってきました。お二人の今後の活躍も楽しみにしております!
さいごに
それでは最後に、この記事を読んでいる方へ一言メッセージをお願いします。
もし応募に迷っている方がいれば、まずは一歩踏み出してみていただけると嬉しいです。
自分自身も新卒でゲーム業界に入ったときは不安なことがたくさんありましたが、周りの方々に支えてもらいながら少しずつ成長することができました。
アドグローブには、真面目にものづくりに向き合う人をしっかり見てくれる環境があると感じています。
ゲームが好きな気持ちや、「もっと良い体験を作りたい」という想いがある方にとっては、きっと挑戦できる場所だと思います。
一緒にゲームづくりに向き合える仲間と出会えることを、楽しみにしています。
私自身は、先ほどもお話したようにリデンプションリーパーズのPVを見て「こういう世界観のゲームを作っている会社なんだ」と興味を持ったのが入社のきっかけでした。
自分と同じくダークファンタジーが好きな方、アドグローブで作っているゲームに興味がある方はぜひ来ていただけると嬉しいです。
そういう作品づくりが好きな方には、きっと面白い環境だと思います。
お二人ともありがとうございました!
UIデザイナーとしての仕事や考え方、そしてアドグローブでの働き方について、たくさんお話を伺うことができました。
今回は、ゲーム事業本部で活躍するUIデザイナーのお二人にお話を伺いました。
アートディレクターとして新たな領域に挑戦するNさんと、新卒として着実に経験を積み重ねているJさん。
お二人のお話から、UIデザイナーの仕事が見た目を作るだけではなく、プレイヤーの体験やゲームの分かりやすさを設計する重要な役割であることが伝わってきました。また、社内のナレッジ共有やチームでのコミュニケーション、そして互いに学び合う姿勢など、アドグローブならではの開発文化も感じていただけたのではないでしょうか。
アドグローブでは、カジュアル面談や説明会なども実施しています。気になった方はぜひお気軽にご応募ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!