Notionを導入して感じたメリット(チームWiki / HeadlessCMSの観点から)

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株式会社アドグローブWeb&アプリ事業部の遠藤です。
皆さんが所属されている企業や団体ではどのようなツールが導入されていますでしょうか?
アドグローブでは一部チームにおいて業務改善のためにNotionというツールを導入しております。
今回はNotionを利用するにあたって感じたメリットを紹介していきます!

Notionとは

Notionはサンフランシスコ発のソフトウェアです。
最も基本的な使われ方としては、チームマネジメントやドキュメント管理などが挙げられます。

www.notion.so

Notion is a project management and note-taking software. Notion is a software designed to help members of a company or organization coordinate deadlines, objectives, and assignments for the sake of efficiency and productivity.

導入している企業は多く、有名なところだと3DアニメーションのPixarやUI/UXデザインツールのFigmaなどもNotionを導入しています。
また、昨年2021年11月に評価額100億ドルに到達しており、企業や個人問わず広く浸透しているツールであることが分かります。

導入して感じたメリット

技術記事などのドキュメントの共有のしやすさ

大きなメリットの1つとして挙げられるのは、チームWikiとして記事の作成・共有のしやすさです。
特に技術記事においては大きなメリットがありました。
今までは技術記事の投稿の場としては社内ブログなどがありましたが、更に気軽にアウトプットできるスペースとしてNotionは役立っています。
エンジニアの成長において、案件で利用した技術や自分でキャッチアップした技術のアウトプットは欠かせません。記事としてまとめられた状態で書き出して他者に説明しようとすることで、自分で理解したと思っていた内容にも欠陥があることに気づくことができたり、誰が読んでも分かりやすい内容にしようと知識を整頓することができるためです。 また、ただインプットするよりもアウトプットすることで知識が何倍も定着することもシンプルなメリットですよね。

Notionはマークダウン形式に対応しているため、エンジニア向けの資料を作成する際にもとても使いやすいです。 チームWikiとして様々な情報をまとめることができ煩雑にならないことも利点で、この非常に使い勝手の良いUIも人気の理由だと思います。

コミュニケーション発生のきっかけを生みだせる

上述したような気軽に共有できるという点とシンプルで使いやすいUIという点から、メンバー間でコミュニケーション発生のきっかけを生み出すことも期待することができます。
具体的な利用事例の一つとしては、メンバーがお勧めする本社の近くのおいしいお店などをリスト形式でまとめたりしています。
このように誰がどんなものに興味があるのかをつかむのに役立っていたりします。
リモートワークが普及している現在、社内でコミュニケーションをどのように活性化していくかは重要なポイントだと考えているため、 このようなコミュニケーションという点においてもNotionは可能性を秘めていると感じています。

Notion API

Notionが他のツールと異なる点はその多彩さにあります。 基本的な利用シーンであるドキュメント管理やチームマネジメント以外にも色々な機能が備わっており、それがユニークな魅力につながっています。 今回はその中の1つであり、エンジニアであれば大いに活用できるNotion APIについて紹介します。

developers.notion.com

Notion APIとは、現在パブリックベータ版として公開されている機能であり、NotionにアクセスすることができるAPIです。 データのアクセスはNotionの機能の一つである「データベース」を介して行われます。 なお、あくまでもパブリックベータ版のため機能はいくらか制限されており、現状プロダクトとしての本格的な運用は難しいです。 しかしNotionが2021年11月に評価額100億ドルとなるほど広く浸透していることや、使い勝手の良さなどの将来性を考えると、 Notion APIも高いクオリティで将来正式リリースされると思われます。
そのため十分注目しておくに値する機能だと言えます。

Headless CMS化することで社内Webアプリケーションや個人開発などの構築に利用できる

そんなNotion APIは現時点でどのように活用するのが適しているかというと、社内Webアプリケーションや個人開発などの規模かと思います。 筆者も個人開発においてHeadless CMSとしてNotion APIを利用しておりますが、非常にシンプルで使いやすいです。 なにより、ドキュメントとして蓄積しておいた情報をそのままデータとして取得することができるため、 Notionで共有していた内容を利用するのであれば、うまく設計することで別のサービスでDBを新たに用意する必要がなくなります。

利用できるAPIの定義はこちらに記載されておりますので、気になった方はぜひご覧になってください。

https://developers.notion.com/reference/intro