アドグローブのUI/UXデザイン



アドグローブのプロダクトデザイン部には、
クライアントワークを得意とするUIデザイナーが多く所属しています。
ここでは、弊社のUIデザイン、UXデザインの考え方や特徴を紹介します。
弊社を知っていただくきっかけになれば幸いです!

1. UIとUX

UI/UXプロデューサーの伊東です。
アートディレクションやUIデザインが主な担当業務です。
聞き慣れない肩書きだと思いますが、基本的にはデザイナーです。


UI/UXという言葉は、みなさんもよく耳にしているのではないでしょうか?


UI(ユーザーインターフェース)
プロダクトやサービスとユーザーの接点であり外観

UX(ユーザーエクスペリエンス)
プロダクトやサービスからユーザーが得られる体験


社会、ビジネスにおいて、近年ますます重要視されている言葉ですが、
上述の通り、ユーザーが得られる体験のための外観がUIデザインであり、
UIデザインはUXデザインに内包されているわけです。


もともと、Webデザイナーと呼ばれていた専門職は、
より優れたユーザーインターフェース作成のニーズからUIデザイナーとなり、
さらにはより豊かなユーザー体験を生み出すUXデザイナーとしてのスキルの獲得が求められている状況です。


私の所属するプロダクトデザイン部では、
クライアントワークを中心に、知識と手法の蓄積、共有を積極的に行い、
UIデザインに留まらない、UI/UXデザイナーの育成とフォローを行っています。




2. クライアントワーク

プロダクトデザイン部のほとんどの仕事がクライアントワーク(受託)です。
クライアントワークを「受託」と言い換えると、「言われたものを作る下請け」といったイメージもあるかもしれませんが、プロダクトデザイン部の場合は異なります。
一言で言うとクライアントと一緒になって、プロとして課題解決に向き合う仕事をしています。


クライアントの期待を超えるアウトプットが当然求められますし、
さらにはデザインの説明も出来なくてはいけません。
サービスデザインや情報アーキテクチャの深い理解も必要だったりします。
こう聞くと結構大変そうですが・・・(実際、大変ですけど・・・)
多種多様な業種のクライアントとユーザーの抱える課題に挑めることは、
UI/UXデザイナーにとって醍醐味と言えるのではないでしょうか。


私たちの抱えるクライアントは、ほんとうに多種多様です。
ゲーム事業のエンターテインメント領域からITソリューション領域まで、
例えば、eコマース、通信キャリア、金融、教育、医療などのあらゆる業種、
ゲーム開発のノウハウを生かしたゲーミフィケーション、AR、メタバースをカバーする開発力があり、
同じだけの領域に対してUI/UXデザイナーとして関わる可能性があります。






3. デザイナーのマインドセット

最後に、デザイナーのマインドセットについて書こうと思います。
マインドセットとは、いくつもの意味を持つ言葉ですが、
ここでは「心構え」といった意味合いになります。


マインドセット
「心構え」「価値観」「信念」「思考パターン」
ネガティブな意味では「思い込み」「先入観」


UI/UXデザインと向き合う時に、デザイナーのマインドセットは非常に重要です。
状況に応じて、これまでの「先入観」を捨て、新しい「価値観」を取り入れる必要があるからです。


例えば、デザイナーがビジュアルデザインに注力するのは当たり前ですが、
ユーザー体験(UX)のために、ビジュアルを犠牲にする事があるかもしれません。


世の中のトレンドも技術も日々変化しています。
昨日良いとされたものが、今日良いとは限らないのです。


仕事に使うツールを見ても明らかです。
去年までAdobe XDを使っていましたが最近、弊社ではFigmaを使うことが多いです。
それもまたすぐに新しいツールや新しい表現手法に変わるのかもしれません。


プロダクトデザイン部では、物事への強い関心と好奇心を持ってアンテナを張れる事と、
知り得た情報をすばやく取り込める柔軟な姿勢を大事にしています。


UI/UXデザインは、まだまだ新しいデザインの分野です。
これからどんな形に進化していくのか楽しみです。
多くのクライアントやユーザー、デザイナーやエンジニアと関わりながら、
私たちも成長していきたいと思います。