この度アドグローブは24年度採用に伴い、リクルートサイトのデザインをリニューアルいたしました。
今回は制作を担当した プロダクトデザイン部の白築さん、フルモトさん に
リニューアル時のあれこれについて、インタビューでお話を聞いてみました！
※リクルートサイトはノーコードツール「STUDIO」を使って制作しております
今回のリクルートサイトリニューアルについてコンセプトを教えてください
白築
今回のリニューアルは、社内で一番リクルートサイトを活用する人事部から制作依頼をいただきました。
イメージとしてはコーポレートサイトの『落ち着きやフォーマル』なテイストに合わせる形とし、それに加え『勢いや、カジュアルさ』といった部分を強調するデザインになっています。
製作期間や、リニューアル業務について教えてください
白築
期間でいうと約4ヶ月になります。最初に依頼をいただいたのは12月で、まずは依頼をいただいた人事部と相談しながらコンテンツやサイトマップ、テキストなどサイトを構築するうえで必要な情報をとりまとめていきました。
1月になってから、それらの情報を元に私の方でワイヤーフレームなどの設計を行い、2月に入ってからフルモトさんに参加してもらいました。
フルモト
私は2月頃から参加しました。
リクルートサイトは新年度の4月頭に公開予定でしたので、白築さんからいただいたデータをもとに約2ヶ月間デザイン制作、STUDIOの実装を行いました。
デザイン制作ですが、2月には大まかなデザインを作成し、3月頃になってからSTUDIOの実装を行いました。私は前回のコーポレートサイトリニューアル時の経験もあったので、その時の経験を活かしながら制作に注力しました。
▼フルモトさんのコーポレートサイトリニューアル時のインタビューはこちらから blog.adglobe.co.jp
リニューアル業務で一番大変だったことを教えてください
白築
素材（写真）作りに苦労しました。
以前のHPリニューアルでは素材も使っていたのですが、今回のリクルートサイトではよりアドグローブらしさが伝わるように、社内のメンバーにモデルになっていただき自分たちで素材となる写真を撮影しました。会社の雰囲気を感じることが出来るような写真になったかと思いますが、慣れない作業も多く大変でしたね……。最終的に外部の素材は一切使わず、全て自分たちで用意した素材で制作しました。
写真モデルはソリューション事業部の出社している方たちにご協力いただき、撮影は人事部で写真が趣味という方がいらっしゃったので、その方にご協力いただきました。
フルモト
私は、まだ触った経験が少なかったのでSTUDIOでの実装作業が不慣れなこともあり大変でした。
STUDIOは簡単に実装できる一方で、実装が難しいデザインなどもあるのでその制限のなかで、どうやって要望に沿ったデザインにするかを考えながら作成しました。
以前STUDIO実装を依頼されたときも、仕様のためどうしてもデザイン通りにいかないこともあったのでその辺りは意識して取り組むようにしました。
リニューアル業務で一番力を入れた、工夫した箇所を教えてください
白築
新卒用のページで、気軽に応募しようかなと思っていただけるようなカジュアルさを作ったことです。
コーポレートサイトでは『落ち着き・フォーマル』といったイメージで制作していましたが、リクルートサイトは『明るさ』を感じ『身構えることなく応募できる』ようなページ作りが必要だったため、ページ構成やカラー・キービジュアルをコーポレートサイトよりも少し砕けたページにしています。意識して砕けさせたことで、より親しみのあるサイトになったかと思います。
フルモト
既存のコーポレートサイトとトンマナ*1を合わせることに注力しました。
白築さんのお話にあったように新卒ページは親しみやすさを伝えるため明るさ・ポップさを押し出すようにしましたが、その際にコーポレートサイトの雰囲気や会社のイメージとズレ過ぎないよう注意しながら調整しました。
リクルートサイト全体で力を入れた事だと、写真だけではなくアイコンやイラストなども一から新規で作っています！アイコンはどのページにも使われていますが、角の丸み、線の太さは他のページと変えないように設定し、新卒のページは、よりポップさを演出するため配色に黄色を入れるなどの工夫をしました。
ノーコードツールSTUDIOを使った感想を教えてください
白築
今回のSTUDIO実装はフルモトさんにほとんどお任せさせていただきました。PD部の経験でいうと、アドグローブのグループ会社のコーポレートサイト制作でSTUDIOを使用した経歴などもあります。フルモトさんは実際に触ってみて、どうでしたか？
フルモト
簡単にHP制作が出来るので、便利なツールだと思いました！
アニメーションなどリッチな表現も簡単に付けられるので、しっかりとした作りのHPが気軽に作成できますね。
白築
そうですね。直感的な操作で動かせて、サーバーを自前で用意しなくてよいなどのメリットが多いです。更新などの手間もかからないので、制作者以外の人でも手軽にブログやニュースの更新が行なえます。ある程度デザインや表現の制限もありますが、その辺りも随時アップデートされているので、今後もどんどん実装できる範囲が広がってくるんじゃないでしょうか。
今回の経験も活かして、今後もPD部で活用できたら嬉しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
新しくなったリクルートサイトを是非ご覧になって下さい！
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*1:トーン＆マナーの略称：デザインやスタイルなどに一貫性をもたせるルール
