社内でハッカソンやってみた2 ~ そして歴史は繰り返す ~

はじめに

前回のハッカソン開催から、はや3ヶ月も経ちました。

「楽しかった、またやりたい」

なんて、きれいな言葉で締め括っていはいましたが、
迫り来るタイムリミットに焦りながらの作業というのは
改めて思い返してみても、慌ただしい1日だったという思い出が蘇ってきます。

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そんな 手軽に炎上気分を味わえる でお馴染みのハッカソンですが
なんと10月某日に懲りずに早くも第2回を開催しましたので、そちらの様子をまとめさせていただきたいと思います。

どうか前回同様に、温かい目で見守っていただけると幸いです。

企画発足

さて「喉元を過ぎれば熱さを忘れる」なんて言葉がありますが、
夏が過ぎて、肌寒さを感じる季節になった今日この頃、
懲りもせずにアツさを求めた、愚か者共が再び集結してしまいました。

第一回は6人だったメンバーですが、
なんと今回は参加者が増えて、倍の人数の12人も集まりました。 前回の記事を見て興味を持ってくれたなんて人もいて、嬉しい限りでございます。
これから痛い目を見るとも知らず(小声)

新たな参加者の中には、今年の新卒社員や、大阪オフィスからリモートで参加なんて方もおり、メンバーのバリエーションもだいぶ豊かなものとなってきました。
この調子でドンドンと被害者、もとい仲間を増やしていきたいですね。

そんな、不穏な空気をのっけから出してはいますが、痛い目を見た前回とは訳が違います。
私たちには、前回のハッカソンで培ったノウハウがあるわけですよ!
そう、前回の反省から学んだことを意識していけば、そんなに大変なことにはならないはずです!!

というわけで、ハッカソンにおいて重要な心得
というのを私なりに3つまとめてみたので、紹介したいと思います。

ハッカソンの心得

  1. 風呂敷を広げすぎない
    作戦会議でアイディアが続々湧いてくる。それ自体はいいことなのですが、
    どれだけ良いアイディアが出たとしても、期限の中で完成させなければ意味がありません。
    そのためには、1日という期限の中で形にできるものを目標とすることが、重要となってきます。

  2. 事前準備はしっかりする
    前回のハッカソンで最も痛い目を見た理由でもあります。
    「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」
    どこまで環境構築や設計を進めてOKかは事前の取り決めにもよりますが、できる限りの準備はあらかじめやっておくに越したことないでしょう。
    繰り返しになりますが、期限の中で完成させなければ意味がないのです。

  3. いざというときは潔く切り捨てること
    「風呂敷がどうだ、事前準備がどうだ」なんてことを挙げはしましたが、
    結局のところ、何をやったって何かしらの問題は起きます。
    そこで悩んでしまって長時間を無駄にしてしまうよりは、スッパリと諦めた上で舵を切り直した方が良いときがあります。そう、人生とは時には諦めが肝心なのです。

以上の3つの点を念頭に入れておけば、今回こそはスムーズに行くんじゃないでしょうか。
まぁ2回目ですからね。前回とは経験が違いますよ。

事前準備

チーム分けもそこそこに、
例によって、メンバーの持ち寄りから、今回投票で決まったテーマは
「食欲の秋!スポーツの秋!読書の秋!…秋にちなんだもの」
です。

なるほど、季節感にちなんだテーマという訳ですか。
いいですね。秋。
秋といえば、いろいろなものがあります。

スポーツ、読書、桃、芋、茄子、秋刀魚、栗、カボチャ、松茸
少し考えるだけでも、いくらでも浮かんできますね。
後半、だいぶ食に偏りが出てたような気がしますが、気のせいでしょう。

そんな感じで、アイディア出しでも、さぞかし、いろいろな意見が出ることなんだろうなぁ なんて思っていたのですが、、、


「……」

いや、いざ考えてみると、これがなんも出てこないんですねww

そう、この秋というテーマ、なんか良さげな雰囲気はあるものの
その実、ハッカソンのテーマとしては、非常に決めにくいものでした。。。

広かったり漠然としたテーマだと決めにくいとかあるんですかね?
こんなところに罠があるとは、ハッカソン恐るべし。。。

話し合いの中で、何を作るかをうまいことが決めきることができないまま、あーでもないこーでもないと言っているうちにも時間は過ぎていき、
ようやく、決まったのは開催前日の夜でした。


えー、正直に白状してしまうと
前日になって、一部メンバーで盛り上がってしまい、勝手に決まりかけていた仕様を大きく変更しました。

というわけで、巻き込まれたチームメイトのみなさま、この場を借りて謝罪させていただきます

本当にすみませんでした

制作

そんなこんなで迎えた当日ですが、
結論から言いますと、大方の予想通り、重ね重ね度重なるアクシデントに見舞われました。
それはそうです。
前日に盛り上がって仕様を変えるなんて愚行。
風呂敷の広げ方も間違えてますし、その時点で準備も手遅れってもんです。

最初の方こそ、わいわいがやがや、差し入れのおやつを食べたり談笑をしながら進めていたものの
昼食を過ぎたあたりで流石に気付きましたよ。

あれ、これ終わらないんじゃないかと。

自分の作業が思うように進まず、新卒や若手をそっちのけで作業に没頭するも、巻き返せるはずもありません。

ですが、もう過ぎてしまったものは、今更取り返しは付かないわけで、、、
こうなってしまうと、僕らに残された手は一つしかありません。

いざというときは潔く切り捨てること

いやぁ、ギリギリでしたが「ハッカソンの心得」に助けられましたねー(棒読)

なんとか、発表に耐えるレベル(諸説あり)のものを完成させることは出来ました。

プレゼン発表

チームA

■タイトル
小さい秋みつけた...

■説明
地図情報を使った謎解きクイズアプリ

チームB

■タイトル
あにこす109

■説明
流行りのコスプレ情報をおすすめすしてくれるアプリ

こういう発表会みたいなことをするたびに毎回思うことがありまして、
自分の作品よりも、相手の作品の方が、良く見えるんですよね。

それが理由で、必要以上に萎縮してしまったりしがちなんですけど、実際はそんな差がなかったりすることがほとんどな訳だったりします。

「隣の芝は青い」なんて言葉もある通り、必要以上にバイアスがかかってることが多いんで、そういう色眼鏡は外して、自分達の作品にもしっかりと自信を持った方が良いんですよ。

なんてことを思いながら、同じチームの一人と目が会ったんですけど

顔真っ青でした。

最後に

というわけで、いろいろなハプニングに見舞われながらも、
今回のハッカソンも無事に乗り切ることができました。
これもひとえに参加・協力してくださったメンバーのおかげだと思っています。

ただまぁ、心残りがなかったかと言われると、もっと改善できるところは、あるのかなといったように思います。
「三度目の正直」なんて言いますが、第3回の開催時は今回で身に付けたことを活かして、より良い形に進めていっていきたいです!!

それではみなさん次回の記事
「ハッカソンやってみた3 ~ 二度あることは三度ある ~」
でお会いしましょう。



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