【ゲーム事業本部】新卒採用の面接官に聞いてみた!3Dモデラー編

こんにちは!
アドグローブ 新卒採用担当です。

弊社では例年新卒採用を実施しています。
面接官ってどんな人だろう?どんなところを見られているのだろう?…って、気になりますよね。

今回は応募前に少しでも弊社の選考をイメージしていただきたいと思い、ゲーム事業部/3Dデザイナーの新卒採用に携わっている2名にインタビューしました♪
最後までぜひご覧ください!

面接官の自己紹介


ヨリオカ
3Dリードデザイナーのヨリオカです。3Dモデルをメインに業務を行っています。
アドグローブは初めて入社した会社で、新卒から9年間ずっと働いています。実は入社当時は3Dの経験もなく、通っていた専門学校もゲーム向けの学校ではなかったので、入社後の様々な案件での経験を経て今に至っています。

休みの日はゲームや、海外ドラマ、映画鑑賞を楽しむことが多いですね。コロナ前はホームセンターに行って便利なものを探すのも好きでした!

深見
3Dリードデザイナーの深見です。僕は主に3D背景デザイナーを担当しています。
最初に入社した会社では、格闘ゲームの3D背景を担当して10年程働いていました。会社が業績不振になって転職して、次に入社したソーシャルゲームの会社で初めてMAYAを触りました。ただその会社では2Dの業務が多く、やっぱり3Dをやってみたいと思い転職活動をしていた時に、大阪オフィスでゲーム事業部を立ち上げようとしているアドグローブを見つけて今に至ります。

休みの日は主に子供たちに遊んでもらっていますね。幼稚園から中学生までの子供が4人いるのですが、1番共通して遊べるのがSwitchのゲームだったりするので、スマブラやMinecraftなど皆でゲームをしています。ただ仲良く遊べるのは最初の10分だけで、すぐに喧嘩が始まりますが…(笑)


アドグローブの魅力(働くこと、制度、メンバーなど)について教えてください

ヨリオカ
入ってすぐに色んなことに挑戦させてもらえたことです!それが自分にとって凄くプラスになりました。
立ち上げ当初はメンバーが少なかったこともあり、そもそも挑戦しなきゃいけない状況でもあったのですが(笑)そのおかげで多くのツールにも触れて、貴重な経験をできた事が、振り返ると良かったなと思います。

仕事上で関わるメンバーは話しやすい仲間が多いなと感じます。やっぱりみんなゲーム作りが好きで入社した人達なので、「もっとデザインをこうした方が良いよね」と共感したり、お互いに意見を出し合ったりしながら仕事ができるので、コミュニケーションでのストレスがなく仕事ができていますね。
働き方については、出社時も楽しくできていましたが、移動時間が結構かかっていたのでリモート中心となったことは非常に助かっていますね。会議などもしやすいですし、画面を繋ぎながら作業したりできるので不便もないです。

あとはすごく個人的なところですが、コンシューマーで世界に向けてダークファンタジーゲームを作っていこうとしていることも魅力だと思います。そういった方向性は他の日本企業ではあまり見かけませんし、自分自身もやりたかった事なのでアドグローブに入社して良かったと思っています。

深見
ヨリオカさんと少し似ていますが、リモートワーク中心で働けることが魅力ですね。
僕は大阪オフィス所属なので出社時は大阪市まで行くことになるのですが、兵庫の端っこに住んでいるので、大阪までの移動が2時間近く掛かっていて毎日大変でした。リモートワークが始まってからは、通勤時間に消えていた3時間が自分の時間として使えるようになったので、子供と一緒にご飯を食べたり、家事を手伝ったりと家族と過ごす時間が増えました。色んな部分でプラスになったので、働き方に柔軟性があるのはとてもありがたいです。

あとはアドグローブは毎月の1on1、評価時のFT面談*1、FB面談*2など面談の機会が多いなと思っていて。オンラインでもそうやって会話できる機会があるのは魅力ですね。
僕の場合は1on1だと大阪支社長の安浪さんと、FT・FB面談では、社長の小林さんと話をする機会をいただいてます。そういった経営・管理職の方たちと直接会話ができる機会って、今までの会社ではあまりなかったですし、何なら僕の名前を知らないことさえありました。小林さんは毎年入社する新卒メンバーの名前も覚えていますし、アドグローブは会社の規模が大きくなっても風通しが良いなと感じています。


アドグローブの雰囲気(会社・人など)について教えてください

ヨリオカ
さっきの回答と重複しますが、メンバーの雰囲気が良く働きやすいですね。深見さんも言ってたように、上の方との距離も良い意味で近いように感じます。

自分もセクションリーダーを担当していますが、メンバー達には固くならず気軽に相談してもらえるような雰囲気作りを意識しています。そのため、メンバーにはリーダーである自分の意見と食い違っても、どんどん意見して欲しいと伝えています。リモートワーク主体の今は案件チームメンバーだけではなく、朝会等で各セクションの状況を把握したり、1on1で話したり、作業が落ち着いたタイミングで声掛けしてみたりと、オンラインでもなるべくコミュニケーションを取るようにしていますね。

深見
メンバーは良い人ばかりで、相談などもしやすい雰囲気ですね。
チームメンバーが良い人たちばかりでいつも助けられています。僕1人ではここまで来れなかったなと常に思っていて…僕は3D背景担当ですが、ゲーム作りは背景だけではクリアできない問題もいっぱいあって、他のデザイナーやエンジニアの方にも沢山助けてもらいました。
リモートワークだけど普通に「あの新作ゲーム買うの?」と雑談も交えたり、仕事のわからない事からプライベートな悩みまで気軽に相談が出来るメンバーです。

僕もヨリオカさんと同じくセクションリーダーなのですが、前職ではメンバーとして大変な思いを沢山したので……その時経験したことを反面教師にして、正反対のことをしようと努めています(苦笑)現場目線、メンバー目線で話をする・聞くことが大切だなと思っています。この人に話して良かった、とメンバーに思われるようなリーダーでありたいと思い頑張っています。


ポートフォリオ・作品で重視している点は?

ヨリオカ
大きく見ている点は、まずは「作品クオリティ」そして「作品の数」です。
一つ良い作品があっても、やはりある程度の作品数がないと安定して同じクオリティの作品を作れるのかが判断できないので。特に3Dはキャラや背景、モーションやエフェクトなど色々な分野がありますが、それぞれ1作品ずつの提出だったりすると、その中でどの分野が安定したクオリティを出せるのか、デザイナーとして何をしたいのかが判断しづらくなってしまいます。自身の強みが明確に出ている、これが1番やりたいんだ!というのが伝わるように工夫すれば、良いポートフォリオになってくると思います。

見る側に対してわかりやすいように出来ているかという点では、例えば「チーム制作作品で自分がどこを担当したのか」など、こちらが知りたい情報を記載できているかなども見ていますね。こういった細かな気遣い部分を見ると、実際一緒に仕事をする上でも気遣いをしてくれたり、リモートでも相手にちゃんと伝わるようなコミュニケーションを取ってくださる方だなと感じるので。少し細かいですが、ポートフォリオでもプラスになるポイントかなと思います。

深見
僕も基本的には「クオリティ」と「作品数」なんですけど、背景でいえば1枚の絵として完成されているかを重視しています。わかりやすく言うとキャラが居なくても背景を見ただけで世界観が伝わるかどうか、ですね。ただ部屋が一つ作られているだけだと何を伝えたいのかが分からなかったりします。もしそこが空想上の世界だとしたら、どういった世界なのか背景だけでバックボーンが伝わる作品作りが出来ていると良いですね。
あとは学生さんによく伝えているのが、既存のゲーム作品を横に並べてみたときに、自分の作品が違和感なく見えるかどうかですね。プロになると世の中に出ている他のゲームと比較される状況になるので、そういったプロの作品と比較することで改善点も良く見えてくると思います。


インターン選考ではどういった点を重視して見ていますか?

ヨリオカ
ポートフォリオや一次面接で話を伺って明確になっていない部分ですね。
例えばハイエンドは得意そうだがローポリはできるのか?などを考えて課題内容を設定し、いろんな案件に対応するためのスキルを確認することが多いです。あとはコミュニケーション部分だったり、分からない時にきちんと質問してくれているかなども見ています。

自分的に重視している点でいうと、こだわりを持って「ものづくり」が出来ているかも見ます。言われたことをこなすだけではなく、カッコよくしたいのでこういったデザインにしてみました!などの意気込みがあると良いですよね。

深見
僕は積極的に質問してくれたり、能動的に動いてくれる人かどうかを重視しています。
インターン課題には割と手厚いガイドを用意していて、その通りきっちり制作されるのも良いのですが、その中でも自分のこだわりが出せる、アレンジができるポイントをたくさん残しています。それに気付いてアクションを起こして行動してくれたり、こちらの予想を超えてくる人がいると嬉しいなと思いますね。スキルは後から上げてもらえればいいので、学生の内は待ちの姿勢ではなく、積極的に動いて今持っている熱量を見せて欲しいなと思います!


自分が選考を受ける際に気をつけていたことはありますか?

ヨリオカ
アドグローブに応募した当時は、自分がゲーム系専門学校でなかった事もあり、学校で学んだ内容の作品ではゲーム業界でやりたい事が伝わらないと思いました。なので学校で学んできた事よりも、ゲーム業界を目指して独学で学んだ事をポートフォリオでもメインに添えてアピールしたり、自分のスキル不足を認識していたので、これから頑張ります!という意思と、ゲームがやりたいんだ!という熱意をしっかり伝えるように意識していました。

深見
僕は中途採用になるので、求められているスキルとコミュニケーション能力についてしっかりとアピールしました。前職では外注担当もしていたので、コミュニケーションには自信がありますよと、具体的な話をしてアピールしました。デザイナーはデザインだけやっているイメージがあるかもしれませんが、コミュニケーションはすごく大事で求められる部分なので。
あとは何より3Dのゲームを仕事としてやりたいという意思があったので、アドグローブで立ち上がるゲーム事業部の3Dメンバーとして頑張りたいんだ!と、しっかりと熱意を伝えました。


学生時代にやってよかった、もしくはやっておけばよかったと思うことはありますか?

ヨリオカ
新卒入社した子たちの話を面談で聞く機会があるのですが、学生時代どうだった?と聞くと、もっと深く勉強しておけばよかったという話がよく出るんです。それは自分自身も入社当時に感じていました。3Dモデルであればデッサンや人間の構造などといった土台の部分など、学校の授業で基本的な部分は学ぶと思いますが、もし自分の中で物足りないなと感じる部分があれば、自主的にでいいのでどんどん深く追求しておけば損はないと思います。
ただ実際は学生生活とアルバイトで忙しかったので、当時に戻れてもどこまで出来るかはわからないですが…(笑)もっと、ゲーム業界で必要な技術やツール習得を調べて学習しておけばよかったなとは思っていますね。

深見
僕も3D専門の学科ではなかったので、卒業間近になって急いで3Dを勉強し始めた感じでしたね。なので今振り返るともっと早く自分の好きな事、やりたい事を見つけて勉強しておけばよかったなと思います。
クオリティの高い作品を作るには、学校の課題制作をやって終わりではなくそこからプラスで自分の作品を作らないと難しいんじゃないのかなと思います。ポートフォリオを見ていても、みんなと同じ作品を出している人と、自主的に勉強した作品も出している人とでは、必然的にその差は出ているなと感じますね。仕事をしながら勉強するのもなかなか大変なので、学生時代にもっと勉強しておけばよかったなと思います。

あともう1点は学生時代にもっと旅行に行っておけば良かったなと。背景でいうと、今は画像検索すればいろんな風景画像が出てくると思いますが、実際現場に行ってその場所の空気感を感じたり、石の質感や建造物を見たり触ったりして、もっと自分の引き出しをたくさん持っておきたかったなと思いますね。旅行も社会人になるとなかなか時間を作るのが大変ですしね。


最後に学生へのアドバイス

ヨリオカ
現状に満足せずに、成長できるよう意識して、自主的に勉強してもらうのが良いのかなと思います。
あとお伝えしたいのはリファレンスの重要性ですね!ゲームや映画などのエンタメ作品を見るときも、デザイナー目線でこだわりを分析したり意識して見ることを心がければ、デザイナーとして目指すハードルも上がって、自身の作品にもいい影響を与えてくれます。
この2点を意識していれば、成長していけると思います!

深見
学校で勉強していく中で、自分が楽しいなと思える部分を見つけてほしいですね。
楽しくないと覚えるのも難しいですし、スキルも伸びないし、その分野はひょっとしたら自分には合っていないのかもしれない。モデラーを目指してたけどモーションが楽しいな!って思うと実はそっちが向いていたりもしますし、逆もしかりです。僕も最初はイラストが向いていると思い込んでいたけど、3Dが楽しくて今は3Dデザイナーとしてご飯を食べられているので。
学生のうちに自分が楽しいなと思える、学びたい、進んでいきたい分野を見つけ出してほしいです!





現在アドグローブでは、さまざまなポジションで一緒に働く仲間を募集しています。
詳細については下記からご確認ください。みなさまからのご応募お待ちしております。

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